秋空の日曜日
1日、引率・応援、ありがとうございました。
5年生大会と3年生大会(2年も帯同)が同時に開かれるということで、
お祭りのような1日でした。楽しかったです
コーチ陣の皆さまも、審判、引率、ご苦労様でした。
いろんな事があった1日でした。
応援に来れなかった方の為に、少しですが紹介します。
自己満足です、多々ご了承ください。
また、時系列は前後しています。流行りのタイムリープってヤツです
EPISODE ①...
『~~KING OF NO.10~~』
ゴールに吸い込まれるまでの数秒間
静寂に包まれるグラウンド
ネットが揺れた後...聞こえる歓声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
0-1 後半残り5分
このままでは負け。
同点に追いつく為、彼を前にあげ、捨て身で攻撃しようと考えていたのだが...
その矢先...
センターサークル少し前でルーズボールをひろう
『うて!!』
とコーチ陣から指示?応援?が届くより早く
シュートモーションに入り
そのままロングシュート
みんなの想いを乗せたボールは
綺麗な放物線を描き
ゴールイン
『golazo(ゴラッソ)』※注:見事なゴール
背番号に相応しい活躍。
芝FC.10番の系譜
其の壱:10番を継ぐ者は見る者を魅了すべし
其の弐:10番を継ぐ者は聖人君子となれ
其の参:10番を継ぐ者は永遠のサッカー小僧であれ
これからも期待しています。
EPISODE ②...
『Shoelace Confusion』
試合中
順番にしゃがみこむ芝FCの戦士達...
なになに???
芝生にカマキリでもいるの??
どこか痛いの? ケガは嫌よ。交代いないからね。
どうやら、
靴紐がほどけて結びなおしているようです...
あのー...試合再開しちゃってますけど...
おーい...ボールきちゃうよ...
あー...マークはずれてるじゃん...
はやくー...誰がまもるんだーーい...
ベンチからは
『マジックテープにしろ』
『次は紐の結び方から練習だ!』
と愛の激が飛んだことは想像できますね...
応援にきていた保護者さまには
息子さんに紐の結び方、レクチャーお願いしました...
頼むよ5年生!
EPISODE ③...
『空き時間の使い方』
5年、3.2年一緒の会場ということで、
空き時間に交流?しました。
5年生のキャプテン&副キャプテン+僕(コーチ)
vs
3年生 2名
ドリブルで勝負したりしました。
5年生のレベルの高さ?を感じる、いい機会になりましたね。
この2人を真似して、たくさん練習するんだよ!
と3年生にはお話しました。伝わるといいなぁ
たくさん試合をしても上手くなりません。
なぜなら、1人1人ボールにさわる時間が少ないからです。
練習でたくさんボールをさわった方が上手くなります。
試合は楽しむもの、練習の成果を発揮する場所であり、
技術を高めるのは練習です...
なので、
合間に時間があれば、たくさんボールにさわってほしいと思います。
強いチームの試合を見るでも、
次の試合の為に休んでおくでも、
サッカーに時間を使えるといいです。
ちなみに、
1番ボールにさわって練習していたのは誰でしょう???答.ササコーチ
彼より上手くなるには、彼以上にボールにさわるしかない。
上達に近道なし。NO.10に追いつけ追い越せ
そんな彼と練習していたら
ひょこっと、キャプテンがきました。
キャプテンもいれて3人で練習。
ほどなく2名きて、5人で練習。
こうやって、
自主的に練習やれると、どんどん上手くなると思います!
ガンバレ!
EPISODE ④...
『蹴りたい人~?』
3位決定戦は引き分けに終わり、順位を決めるためのPK戦(3人制)となりました。
準備の為、1度ベンチへ帰ってきたみんなに聞きます。
僕「蹴りたい人いる?」
ー刹那ー
食い気味に1人の手が上がる。
少し遅れてもう1人。
現在2名。
僕「あと1人いないと出来ないんだけど...蹴りたい人~?」
シィィィィーーーーーン
僕「えぇぇっ!? いないの...、では...練習で1番上手かった〇〇君ね」
期待と愛を込めて指名。
僕「時間がないから簡単に、順番は手を挙げた順、サドンデスの場合は~」
と順番を伝え送り出す。
はなれ際にキャプテンから
「僕、6番じゃなくて最後でいいです!」
とボソリ...( ´艸`)
僕. うなずく。(OK! がんばってきて)心の声
最後に、はじめに蹴る3人を呼び寄せ
僕「いい? PKに力はいらないからね。転がすんだよ! もう1度いうよ! 転がすんだよ!転がすんだよ...」
と、3回唱える
さあ
準備は整った!
いざPKへ!
EPISODE ⑤...
『手を使えるのはペナルティエリアの中だけ!』
試合に備え、練習時、キーパールールや基本を一緒に確認・説明しました!
そのおかげ?で、試合はバッチリでした!
課題であった、前に出てポジションをとる!
という部分もできていました。
まあ...
前にですぎてしまい...
ペナルティエリア外で手を使ってしまいましたが...テヘ
まあ...簡単にいうとハンドです。
!?
なんで! なんでそこで手をつかうの!
と思いましたが、前に出れてる証拠だし、面白かったからOKです!経験!経験!
課題もでたので一緒に練習しましょう。
ハンドしたので、
もちろんファウルをとられ、相手チームのフリーキックとなりました...
あぶなかったよ~
LAST EPISODE ...
『芝FCのS.G.G.K(スーパーグレードゴールキーパー)』
PK戦
その前に...
すみません、僕とKENGOコーチ、
PKには苦い思い出がありまして...ちょうど1年前くらいでしたかね...
いまだに悔しくて、傷口はまだふさがりません...
と、とにかく、
思いっきり蹴らないでね...心臓に悪い...
芝FCの皆は肩を組んで団結を高める
※(画像はイメージです)フットボールチャンネルより抜粋
先行、相手チーム
緊張からか...
枠を外して失敗!!!
後攻、芝FC
キッカー1番
真っ先に志願した子。みなぎる男気!
前日の練習で、PK蹴る前にフェイントはファウルだから!と教えたので
余計な事はしないハズ...
とにかく転がしてね...
ホイッスルと同時に助走...
キッカーから見て左に突き刺し、成功!!
バシューッッッッッッ
ゴールイン! 相手0-1芝FC
...ん?... 突き刺し???
ん???
ん???
おい!
あきらかに全力で蹴ってるよね???※EPISPDE④にて、転がそうと言って送り出したんだけど...
バシューッッッッッッって聞こえたけど...
3分前に転がせ~って言ったじゃないか!!!
そもそもインステップキック教えてないし!
サイドキックで転がそうよ...
思いっきり蹴って、バー(ポスト)に当たるの見るの、もう嫌なんですよ...
トラウマですトラウマ。
でもまあ、蹴りたいって言ったから、心意気に100点あげないとだ...
とにかく...よくやったぞ!! うん!よくやった!
そして
ここから芝FCのゴールキーパーが
覚醒-Awakening-
するのです。
相手の2本目
キッカーからみて左へ蹴る
緊張からか、ややコースが甘い...
我慢して待っていたキーパー
右手ではじく!!!
相手キッカー失敗!!!
よく止めた! ナイスキーパー!!
続いて、後攻2本目
決めたら勝ちのこの場面
キッカー2人目の志願者オーバーラップを覚えサッカーIQ上昇中!
転がそう!転がそう!転がそう!
静寂の中
ゆったりとした助走から放たれたボールは
ふんわりとキーパーの正面へ...
失敗!?
スコア変わらず 相手0-1芝FC
いやいやいや! 練習と違くない?
なんで?どうした?なんでなんで??
緊張した??
転がそうよ...
転がそうよ...
転が...
そう...
転がそうよ...
そう...
転がそうよ...
そう...
転がそうよ...
手の高さに蹴ると(画像の範囲) 失敗する確率が高いと、PK統計ででております
手の届く所はとられやすいよ!って説明したじゃん!
転がせば、キーパーは倒れないといけないから反応遅れるんだよ...
でも、志願してくれてありがとう!
その気持ちが嬉しい。
これはチームの失敗だから気にすることはない!
さあ、面白くなってきました。
相手3人目、
決めなければ負け、プレッシャーのかかる1本...
はなたれたシュートはキッカーからみて右!
バシィーーー!!
2本連続STOP!! 覚醒継続中!
そして、その瞬間 3位決定!!
芝FCのみんなは
大活躍のキーパーのもとへ
※(写真はイメージです)サンケイ.コムより抜粋
走る
走る
走る
まだこれだけ走れるなら、試合でもう少し走れたよね
はい!
キーパーの大活躍により
3位の順位となりました!お疲れ様!
ADDITIONAL TIME
『勝ち負けではなく、テーマを大事に』
長々と、お付き合いありがとうございました。
5年生は上級学年がいないことで、なかなか練習相手がいなく、
試合形式での練習がなかなかできません。
そんな試合勘を補うのに良い大会となりました。
相手チームもそれぞれ特徴のあるチームで感じることもあったと思います。
また、味方のケガもあり、普段の形、メンバーで戦えないなど、
これも良い経験となったのではないでしょうか。
改めてまして、
ご協力いただいたみなさま、美谷本FCさま、参加チームのみなさま
1日、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
芝FC コーチ一同
OFFSIDE TALK...
『円陣組もうよぉ~』
最後の試合前、
円陣を組みたがる子が1人...
そんな彼の気持ちは届かず...
みなピッチへ行ってしまう...
「え~やらないの~??」
と言いながら、
みんなを追いかける後ろ姿...
なんか....
ほっこりしました...
end