昭和49年創立の芝南サッカークラブと昭和57年創立の芝スポーツサッカークラブが平成20年に合併しました。

実はわたくしは芝南サッカー1期生です。

 

当時は芝地区にサッカークラブはなく、川口市内でも5.6チームでした。

しかし、芝南小はクラブができる前からサッカーで遊ぶ子供たちがおりました。

思えば昭和44年、一人のサッカー少年が芝南小に転向してまいりました。

その少年は休み時間サッカーボールで遊び多くの仲間にサッカーを伝えました。

 

当時はサッカーボールで遊ぶことはまだほとんどない時代です。

その少年こそ、女子ワールドカップで優勝した、『なでしこJAPAN』監督

 

佐々木則夫さんです。

 

それから5年後、前芝小学校校長の原田先生が芝南小に赴任し芝南サッカークラブができました。

新しいクラブなので当時は他のチームと試合をしてもまったく歯が立たなかった記憶があります。

原田先生が芝南小に赴任したのと同時に芝中には前校長の横山先生が赴任し芝地区サッカーの黄金時代がはじまりました。

ちなみに横山先生と原田先生は国体に出場した名プレーヤーです。

 

その時、佐々木則夫さんは中学3年、そして我が芝FCの指導者、高久さんも佐々木さんと同じ中学3年で活躍した時代です。

 

私の時代は小学校の頃は市内で優勝できるチームではありませんでしたが中学に入り横山先生の指導の下、市内では負け知らず埼玉県でも有数の強豪チームとなり県代表で関東大会にも出場しております。

当時の埼玉県は「埼玉を制する者は全国を制す」と言われていた時代ですから我ながらがんばったものだなと思います。

 

考えれば、サッカーはチームプレイですから一人では勝てません。

そしてやはり指導者の力が非常に大きいと思います。

芝FCは素晴らしい指導者がいます。

みんなで力を合わせて良いチームをつくりましょう!

小学校時代は勝つことも大事ですが、まずはサッカーの楽しさを知ってもらい好きになる事が大切だと思います。

常々言っていますがサッカーがうまくなるには、サッカーを好きになる事。

伝統ある芝FCを盛り上げていきましょう!!!

 

 

                    川口芝FC 顧問 高橋 英明(川口市議会委員)